[2日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は2日、経済指標で米経済の弱さが確認されれば、連邦準備理事会(FRB)の金融政策の変更を支持すると述べた。
FRBは7月30─31日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00─2.25%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを決定したが、決定は8対2で、ジョージ総裁はボストン地区連銀のローゼングレン総裁とともに金利据え置きを主張し、反対票を投じていた。[nL4N24W51E]
ジョージ総裁は反対票を投じたことに関する声明で、今年に入ってからの減速は自身の予想に沿ったものだったため、利下げに反対したと説明。ただ「見通しに対するリスクは明らかに存在する」とし、「入手されるデータで経済が弱体化していることが示されれば調整する用意がある」とした。