March 29, 2019 / 7:18 PM / 3 months ago

インタビュー:米利下げは「時期尚早」、データ見極め必要=ミネアポリス連銀総裁

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は29日、このところの米経済の弱さが一時的なものなのか、それとも将来的な悪化の兆しなのかが明確になるまで、連邦準備理事会(FRB)は市場の圧力に屈して「時期尚早な」利下げに踏み切るようなことがあってはならないという考えを示した。

同総裁はロイターにインタビューに対し、FRBが現在示している休止姿勢に支持を表明。「経済が実際に減速しているのかを見極めるため、利下げに踏み切る前に一段の証拠を得たい」とし、「雑音も含むデータをFRBが追えば、現実的な代償が伴うと考えている」と述べ、減速が根強いものであるかどうか見極めるには「数カ月」かかるとの見方を示した。

カシュカリ総裁は、リセッション(景気後退)の確率は9カ月前と比べて高まっているものの、米経済が実際に景気後退に陥る公算は小さいと予想。[nL3N21G3XT]

FRBが金融政策を引き締め過ぎたため、政策の反転を迫られる可能性はあり、市場でもこうした見方が出ているものの、確信を持つためには時間が必要と指摘。「このところの減速が一時的なものなのか、現実的な経済トレンドなのかは分からない。経済が実際に減速していると結論付けらた場合は、利下げの検討が適切となる」と述べた。

FRBは2018年は4回の利上げを実施したが、今月19─20日の連邦公開市場委員会(FOMC)では19年に想定される利上げの回数はゼロとし、ハト派姿勢を強めた。[nL3N217424]これを受け、市場ではFRBの次の動きは利上げではなく利下げになるとの観測が台頭している。

ただカシュカリ総裁は、一段の証拠を得るために待つ必要があると指摘。「債券市場はFRBの精神分析をしようとしている」とし、市場とFRBが相互に観察し合えば、「互いの尻尾を追うような状況に陥る」と警告した。

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