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FRB、5年間2.7%のインフレ容認可能=ミネアポリス連銀総裁
November 29, 2017 / 11:12 PM / in 16 days

FRB、5年間2.7%のインフレ容認可能=ミネアポリス連銀総裁

[フェニックス 29日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は29日、連邦準備理事会(FRB)はインフレ率が5年間2.7%で推移するのを容認しても問題ないだろうとし、少なくとも目標の2%に到達するまで利上げすべきでないとの見解を示した。

 11月29日、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、連邦準備理事会(FRB)はインフレ率が5年間2.7%で推移するのを容認しても問題ないとの見解を示した。2016年3月撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

ツイッターで、経済にブレーキをかける前にどの程度のインフレ率が望ましいかとの質問に対し、「12カ月ベースでコア個人消費支出(PCE)物価指数の2%上昇が望ましいだろう」と述べた。

エネルギーと食品を除くコアPCE物価指数はFRBが重視するインフレ指標だ。

総裁は「5年以上にわたり1.3%となっている。したがって5年以上2.7%で推移しても不安はない。これは目標について言っているのであって上限ではない」と述べた。

FRBは2012年以降、2%のインフレ目標を掲げており、この水準を一時的かつ小幅に上回ることを容認する姿勢を示している。

しかし、インフレ率をそれほど長い期間高水準に維持する案はイエレン議長が説明したFRBの方針と矛盾する。

イエレン議長は、2016年の記者会見で「われわれはインフレのオーバーシュートを目指して、過去のアンダーシュートを穴埋めしようとしていない」と語った。ただ2%の目標からある程度上下するのは容認可能とも述べた。

イエレン氏は29日の議会証言では、インフレ率は加速する見込みだとし、FRBは緩やかな利上げを続けるべきとの見解を示した。

カシュカリ総裁は今年の利上げの際に常に反対票を投じており、12月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)でも利上げに異議を唱える可能性を示唆している。

カシュカリ総裁はまた、イールドカーブのフラット化に懸念を示した。イールドカーブのフラット化は、インフレ率がFRBの目標を下回る状況が続くとの懸念を反映しているとの見方がある。

カシュカリ総裁は、ツイッターで「われわれが(データにかかわらず)金利引き上げにコミットすればするほど、インフレ期待に下向きの圧力がかかるリスクが高まる」と指摘した。

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