[7日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)が出資する米建設スタートアップのカテラは6日、米国で連邦破産法11条の適用を申請したことを明らかにした。
SBインベストメント・アドバイザーズ(UK)から3500万ドルの事業再生融資(DIPファイナンス)を確保したことも明らかにした。
今回の破産法申請は、国外事業には影響がないとしている。
テキサス州南部地区の連邦破産裁判所に提出した文書によると、負債は推定10億ー100億ドル、資産は5億ー10億ドル。
ニュースサイトの「ザ・インフォメーション」は今月、カテラが従業員に事業を閉鎖する計画を伝えたと報じていた。同社は集合住宅の建設コストを引き下げるため、20億ドル以上の資金を調達していた。
カテラは6日、米国のプロジェクトの多くは解散されると表明。傘下の建設会社リノベーションズとロード・エック・サージェントを売却することも明らかにした。
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