[21日 ロイター] - 米食品大手ケロッグ は21日、会社を3分割すると発表した。構造を簡素化し、スナック事業に焦点を絞る。北米シリアル部門と植物由来の食品事業は分離する。
スナック事業の2021年の純売上高は114億ドルで、総売上高の80%を占めている。
スティーブ・ケヒレーン最高経営責任者(CEO)は「これらの事業はいずれも単独で大きな可能性を持つ。より焦点を絞ることで、それぞれの戦略的優先事項によりよく資源を振り向けることができるようになる」と述べた。
米企業では製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンや電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)も分割を発表。大企業が市場シェア争いの中でいかに機敏に行動する必要があるかを浮き彫りにしている。
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