October 31, 2018 / 3:59 AM / 18 days ago

米ケプラー宇宙望遠鏡、燃料切れで引退へ=NASA

 10月30日、米航空宇宙局(NASA)は、2009年3月6日に打ち上げられ9年半にわたって太陽系外に数千の惑星を発見してきたケプラー宇宙望遠鏡を、燃料切れのため引退させると発表した。提供写真(2018年 ロイター/NASA)

[オーランド(米フロリダ州) 30日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は30日、2009年3月6日に打ち上げられ9年半にわたって太陽系外に数千の惑星を発見してきたケプラー宇宙望遠鏡を、燃料切れのため引退させると発表した。

ケプラー望遠鏡は、現在地球から1億5600万キロ付近で太陽の周りを周回しており、今後無線通信が切られると、さらに地球から遠ざかるという。

ケプラーは、過去20年間に特定された約3800個の系外惑星のうち、2681個の惑星を確認し、惑星の可能性のある星2899個を観測。このうち50個が、大きさや気温が地球とほぼ同じであることが考えられるという。

2013年に測位システムが故障したが、対応策が講じられて運用が継続された。

さらに、ケプラーのデータにより惑星の地表が地球や火星のように硬いのか、木星や土星のように気体なのかを調査する方法も構築された。これにより、地球に似ている可能性のある惑星に照準を合わせ、生命体発見の確率を高めることが可能となった。

カリフォルニア州にあるNASAのエイムズ研究センターのプロジェクト・システム・エンジニア、チャーリー・ソベック氏は、電話会見で「(引退は)悲しい出来事ではあるが、この機器の功績に不満はない。ケプラーの9年半の運用は、当初目標の2倍以上の期間だ」と述べた。

後継の宇宙望遠鏡は4月に打ち上げられた「TESS」(テス)。ミッションは2年間で、費用は3億3700万ドル。 

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