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中朝首脳、「戦略的・戦術的」協力強化を協議=KCNA

 6月21日、KCNAの先の報道によると、両首脳は前日の会談で、米朝首脳会談の結果について話し合ったほか、朝鮮半島の非核化を含め共通の問題で理解に達した。写真は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長夫妻(左)と中国の習近平国家主席夫妻(右)。提供写真(2018年 ロイター/KCNA)

[ソウル 21日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と中国の習近平国家主席は20日、前日に続き北京で会談し、両国間の「戦略的・戦術的」協力強化に向けた方策について話し合った。朝鮮中央通信(KCNA)が21日報じた。

両首脳はまた、現在の「新たな」状況について「真剣な意見」の交換を行ったという。

KCNAの先の報道によると、両首脳は前日の会談で、米朝首脳会談の結果について話し合ったほか、朝鮮半島の非核化を含め共通の問題で理解に達した。

金氏は20日、2日間の訪中日程を終え、帰国の途に就いた。

KCNAによると、金委員長は20日の会談の前に中国農業科学院の農業研究所を訪問し、野菜の室内栽培を視察した。また、北京を出発する前に交通管制センターも訪れた。中国メディアも2カ所への訪問について報じている。

金氏は、核兵器開発の目標を達成したと発表後、国内経済を最優先課題とすると表明している。北朝鮮のメディアはここ数カ月、農業・工業部門の発展を頻繁に強調している。

チャイナ・デーリーは21日の論説で、中国と北朝鮮の結びつきは「新たな活力を発している」と指摘。金氏の農業研究所と交通管制センター訪問は、同氏にとり国内経済が最優先課題であることを示している、と説明した。

同紙は北朝鮮の正式国名、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)を使い、「DPRKが経済発展に焦点を移すなか、中国が同国を支援することを金氏は今回の習氏との会談により再確認する」と説明した。

*カテゴリーを広げ、写真をつけました。

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