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「君の名は。」の新海誠監督、大ヒットの裏に「人々の共感」

[東京 17日 ロイター] - 日本で大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」の新海誠監督(43)は17日、ヒットの理由として、同作が2011年の東日本大震災後の人々の心に響いたのではないかとの見方を示した。ロイターとのインタビューで述べた。

同作は、彗星が地球に接近しているという差し迫った自然災害を背景に、夢の中で人生を交換する2人の学生の物語。公開以降、11週間にわたって動員ランキング1位となり、興行収入は186億円を超えた。

新海監督は、マグニチュード(M)9.0の地震や津波で約2万人が死亡した2011年3月の大災害以降、社会も観客もいつの間にか変わっていたと指摘。「2011年以前に出した映画だったら、ここまで(多く)の人が来てくれなかったのではないかと思う」と述べた。

「たまたま作ったものが、その場所その時代にたまたまリンクしてしまうようなことが時々起る。たまたまそれが今年は『君の名は。』だったんじゃないか」と語った。

作品は、世界各地で順次公開される。好意的な反応にも関わらず、監督は米アカデミー賞を期待しておらず、ノミネートされることは「奇跡以外の何物でもない」と述べた。

「映画監督になりたいと思ったことも、オスカーにノミネートされたい思ったこともない」とし、「レッドカーペットを歩きたいという気持ちも、今でも一切ない」と語った。

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