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ナチス没収のキルヒナー作品、独政府が買い取り展示継続へ
2017年4月4日 / 00:41 / 7ヶ月後

ナチス没収のキルヒナー作品、独政府が買い取り展示継続へ

[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツ表現主義の画家エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーが1913年に製作し、ナチスに「退廃芸術」として没収された絵画「パリスの審判」が、スイスのルードヴィッヒスハーフェンにある美術館で継続展示されることになった。

ナチスが没収した美術品は、1998年のワシントン宣言で遺族に返還されることになっているが、ドイツの連邦および州政府と財団などが絵画の当初の所有者の子孫に120万ユーロ(約1.43億円)を支払って買い取り、展示の許可を得たという。

「パリスの審判」は、ギリシャ神話の女神アフロディーテ、ヘーラ、アテナが最も美しい女神に与えられる金のリンゴを巡って美しさを競った物語に発想した作品で、3人の全裸の女性と服を着けた男性がキルヒナーのアトリエでポーズを取っている様子が描かれている。ナチス時代にユダヤ人収集家から没収されたが、1979年からこの美術館で展示されている。

ドイツ政府のグリュッタース首相府文化メディア担当国務相は、今回の合意は絵画所有者である子孫の好意とともに、官民の大きな支援により実現したと述べた。

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