January 11, 2018 / 4:26 AM / 8 months ago

キリン、18年ビール類販売目標は0.3%増 主力ブランドに集中投資 

[東京 11日 ロイター] - キリンビール(東京都中野区)は11日、2018年のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)販売目標を前年比0.3%増の1億2880万ケースと発表した。「一番搾り」や「のどごし」など主力ブランドに集中投資する方針。また、根強く残る節約志向に対応するため、新ジャンルも強化を図る。

 1月11日、キリンビール(東京都中野区)は、2018年のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)販売目標を前年比0.3%増の1億2880万ケースと発表した。写真は茨城県の取手で2016年2月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

市場全体は3%減程度とみており、これを上回ることでシェアアップを図る。

販売目標の内訳は、ビールが同2.6%減、発泡酒が同1.7%減、新ジャンルが同5.4%増。このほか、缶チューハイなど伸びているRTD(Ready To Drink)は13.4%増を計画している。

17年9月にフルリニューアルした「一番搾り」は、リニューアル以降、缶商品が好調に推移しているという。クラフトビールはサーバー「タップマルシェ」の全国展開を開始する。

一方、布施孝之社長は「消費マインドは上向きになっていない。節約志向は依然として強い」と述べ、新ジャンルで2つの新商品を投入することを明らかにした。このうち「本麒麟」は、主力ブランドに育てるべく、集中投資の対象としている。

2017年の実績は、前年比4.3%減の1億2840万ケースとなった。ビールカテゴリーの魅力化と新ジャンルの復権を掲げて臨んだものの、ビールが3.3%減、発泡酒が3.2%減、新ジャンルが6.1%減とそろってマイナスに終わった。新ジャンルが大きく落ち込んだ理由として、布施社長は「キリンが1月から新ガイドラインを導入したことで、他社よりも店頭価格が高い状況が上期中続いたことが影響した」と分析した。

清水律子

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