[東京 26日 ロイター] - 政府が26日に開いた新しい資本主義実現会議に、米ハーバード大学経営大学院のレベッカ・ヘンダーソン教授が参加した。会議終了時にあいさつした岸田文雄首相は、技術革新の源泉である資本主義が危機にさらされており、再構築が必要との意見で一致したと話した。
岸田首相は「(脱炭素など)グリーン経済への移行加速や労働者のリスキリング(職業再訓練)、官民連携推進」の必要性に言及したうえで、「年末のスタートアップ5カ年計画や資産所得倍増プラン策定、来年6月の労働移動円滑化指針策定などに向けて議論したい」と語った。
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