[パース 22日 ロイター] - 岸田文雄首相は22日、政府・日銀が為替介入を行ったとの報道について「為替について具体的なコメントはしない」と述べた。訪問先のオーストラリアで記者団の質問に答えた。
岸田首相は、為替動向について「政府としては投機による過度な変動は容認できない。為替市場の動向に高い緊張感をもって注視していく」とし、「過度な変動に対しては適切な対応をとっていく、この方針をこれからも維持していきたい」と語った。
また、介入の事実を確認したいとの質問に「先ほど基本的な考え方を申し上げた。それ以上のコメントはしない」と述べた。
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