[東京 6日 ロイター] - 神戸製鋼所5406.Tは6日、2017年6月に不正アクセスを受け、防衛省に関する情報が流出した可能性があったと発表した。ただ、防衛省の指定した秘密等の情報はなかったという。
同社は、16年8月に不正アクセスの疑いがあることを認識し、情報セキュリティーに対する強化策を開始。その途上で、新たな不正アクセスの疑いが確認された。
経済産業省は14日までに、防衛や宇宙、重要インフラ関連企業に対し、不正アクセスの点検を行い、重要な情報の漏洩の可能性があった場合には、その報告を求めている。
清水律子
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