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神鋼・トヨタに損害賠償請求、データ改ざん問題で米消費者ら

3月6日、神戸製鋼所の検査データ改ざん問題を巡り、米国の消費者が5日、神鋼と不適合品の供給を受けたトヨタ自動車を相手に、サンフランシスコの連邦裁判所に損害賠償を求める訴えを起こした。写真は神戸製鋼の神戸本社で2017年10月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 神戸製鋼所5406.Tの検査データ改ざん問題を巡り、米国の消費者が5日、神鋼と不適合品の供給を受けたトヨタ自動車7203.Tを相手に、サンフランシスコの連邦裁判所に損害賠償を求める訴えを起こした。

訴えを起こしたのはカリフォルニア州在住のトヨタ車所有者2人。データ改ざん問題に絡んで米国の消費者から訴訟が提起されるのは初めてという。集団訴訟として扱うよう求めている。

訴えによると、米国の消費者に販売されたり、リースされたりしたトヨタの6車種以上が、神戸製鋼所が生産した基準以下の金属で造られ、車両の安全性や性能に影響が及ぶ恐れがあるとしている。

原告らは、トヨタは自社の車両を安全で信頼できるなどとうたって販売しており、欠陥部品について公表する義務があると主張した。

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