for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

北朝鮮が短距離の弾道ミサイル2発発射、日本への被害報告なし

 韓国軍は3月14日、北朝鮮が東岸から弾道ミサイルを発射したと発表した(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国軍は14日、北朝鮮が短距離の弾道ミサイルを2発発射したと発表した。

韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは午前7時40分ごろに西部黄海南道長淵付近から発射され、約620キロメートル飛行したという。

岸田文雄首相は官邸で記者団に対し、情報を収集しているところだとした上で「わが国における被害は今のところ報告されていない」と明らかにした。

松野博一官房長官は14日の閣議後会見で、個々の具体的な情報内容に言及するのは控えるとした上で「現時点で日本の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されていない」と述べた。

韓国軍は北朝鮮を「強く非難」し、度重なるミサイル発射は地域の平和と安全を脅かす重大な挑発であり、国連安全保障理事会の決議に違反すると指摘した。

韓国国防省の報道官は会見で、米韓両軍が13日開始した大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」について、「北朝鮮が挑発行為で妨害しようとしても計画通りに演習や訓練を実施する」と述べた。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、北朝鮮がいかなる行動を取ったとしても、米国は朝鮮半島の安定維持に必要だと考える措置を止めることはないと説明した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up