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韓国中銀、政策金利を8カ月連続据え置き 不透明要因注視
2017年2月23日 / 05:26 / 9ヶ月前

韓国中銀、政策金利を8カ月連続据え置き 不透明要因注視

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は23日、政策金利を過去最低の1.25%に据え置いた。据え置きは8カ月連続で、市場も据え置きを予想していた。

李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は会見で、中銀理事会の景気認識は前回1月会合から変わっていないと言明し、「緩和的な政策を維持するという従来のスタンスに変更はない」と述べた。

総裁は会見で終始、中立姿勢を維持。輸出はまだ低迷局面を脱していないとしながらも、今年は予想以上の回復をみせると予想した。最近、加速している物価上昇率についても、中銀の目標(2%)付近で推移するとの見通しを示した。

アナリストの間では、今年いっぱい政策変更はないとの見方が大勢だ。

IBK証券のアナリストは、「米国の政策が依然流動的で、欧州では選挙が予定されており、中銀は国外に目を向けつつあるようだ。今年はずっと、政策金利が現行水準に維持される可能性が高い」と述べた。

中銀は、国内、国外双方で不確実性に直面している。

国内で注目しているのは、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾の是非をめぐる憲法裁判所の判断。弾劾が決定した場合、60日以内に大統領選が実施され、経済面など多くの政策が変更される可能性がある。そうした状況下で金融政策の変更は考えにくい。

より長期の問題として、家計債務の増加がある。第4・四半期の家計債務は約10年ぶりの高い伸びを記録した。

国外では、トランプ米政権の貿易保護主義的姿勢が懸念要因だ。韓国の輸出回復が緒に就いたところで、影響を注視している。

李総裁は「米国が韓国を為替操作国に認定する可能性は大きくない」と言明、「為替レートは市場で決定されるべきというのが韓国中銀のスタンスであり、当局が介入するのは変動が極めて大きい場合のみだ」と述べた。

また、中銀は声明で、米連邦準備理事会(FRB)による金融政策正常化で生じる国内外のリスクを注視すると表明した。

*内容を追加しました。

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