July 29, 2014 / 2:07 AM / 5 years ago

6月小売業販売額は3カ月連続減、自動車反動減や天候不順が影響

 7月29日、経済産業省が発表した6月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比0.6%減の11兆3510億円となり、3カ月連続の減少となった。都内で24日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日に発表した6月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比0.6%減の11兆3510億円となった。ロイターの事前予測0.5%減を下回り、3カ月連続の減少となった。自動車や家電など反動減の影響に加えて、天候不順、土日が少なかったことが減少の要因。季節調整値では2カ月連続で増加したものの、前月比0.4%増と5月からほぼ横ばいにとどまった。

中でも前年比減少幅が大きいのが、自動車と家電などの耐久財。自動車では、小型車・軽自動車は堅調だったものの、普通車・輸入車で不調であったことから3.9%減。減少幅も5月と同程度で、回復は鈍い。  機械器具は、反動減の影響が引き続き残っていることと、天候不順によるエアコンの消費が伸び悩んだため6.5%減となった。もっとも減少幅は4月の2桁減の後、徐々に縮小している。

前回増税時の1997年と比べると、落ち込み幅は5、6月と縮小している。97年6月は前年比2%程度の減少だったが、今年6月は0.6%減。3月の駆け込みと4月の反動減は97年より大きくなったものの、その後の回復は早くなっている。

増加が目立ったのは燃料。石油製品の価格上昇により、2.9%増となった。5月に続き増加している飲食料品は、野菜・畜産品関連の相場高により1.6%増。一方で、衣服・身の回り品は、天候不順による夏物衣料の伸び悩みが響き2.5%減となった。

業態別では、百貨店は前年比3.3%減、天候不順と土日が1日少なかったこと、前年6月は猛暑とクリアランスセールの前倒しがあったことが影響したとみられる。スーパーは0.1%減、主力の食料品は増加しているが、天候不順などで衣料品の伸び悩みが大きい。コンビニは4.9%増と、16か月連続の増加となった。

寺井綾乃 編集:田中志保

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