October 21, 2014 / 9:58 AM / 5 years ago

韓国、英防衛大手BAEへのF16アップグレード発注撤回を示唆

[ソウル/ワシントン 21日 ロイター] - 韓国の兵器調達担当者はロイターの取材に応じ、英国の防衛大手のBAEシステムズ(BAES.L)に発注するとしていたF16戦闘機134機のアップグレード(性能改良)プロジェクトを白紙に戻す可能性があると語った。

形式上は韓国政府が米国政府にアップグレードを発注する形を取るが、BAEシステムズが業務委託されて作業することになっていた。

BAEシステムズは、1億4000万ドルの当初開発コストで計画通りに進めているが、1人の関係筋によると米空軍が韓国側に対して1兆7500万ウォン(17億ドル)の想定コストが大きく膨らみ、8000億ウォンの追加費用がかかる可能性があると伝えたという。

韓国国防部スポークスマンは「契約を変更する必要がないことを希望するが、現在BAEシステムズと交渉中だ。状況次第で発注先の変更を検討する可能性もある」と述べた。

関係筋によると、韓国では兵器調達のコスト変更を20%以内に抑えることが義務付けられていることから、コストの増加で再入札を迫られる可能性が否定できない。

2人の関係筋の話では、BAEシステムズは韓国側に対して、予算の上振れ分を吸収する用意はあり、指摘されているコスト増加予想は誤った計算根拠に基づいたものだと伝えている。

BAEシステムズの広報担当者は、米空軍と韓国側との間で全体コストに関してぎくしゃくしているが、BAEシステムズは当初合意された予算と納期をあくまで順守するとした上で、「計画の全体像をめぐり交渉が続いているが、近いうちに解決されると希望している」と語った。

関係筋によると、国防安全保障協力局(DSCA)が今週、韓国政府の実務担当者と協議するという。

BAEシステムズは2012年に開発元のロッキード・マーチン(LMT.N)に競り勝って、この10億ドルを超える大型案件を受注している。

世界各国に配備されたF16戦闘機は4000機以上に上り、各国が軍事予算を削減する中でそのアップグレードは大きなビジネスになっている。ロッキード・マーチンの広報は「F16の開発元としていつでもサポートしうる体制を整えており。設計・製造元としてベストの価値を提供できる」とコメントした。

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