Reuters logo
為替含め市場注視、首相から金融政策に意見なかった=黒田日銀総裁
2016年2月12日 / 05:21 / 2年前

為替含め市場注視、首相から金融政策に意見なかった=黒田日銀総裁

[東京 12日 ロイター] - 安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁は12日、首相官邸で会談し、最近の金融市場の変動や世界経済情勢などについて意見交換を行った。黒田総裁は会談後、記者団に対して為替を含めて市場動向をしっかり注視していきたいと語ったが、安倍首相から金融政策について特に意見はなかったと述べた。

 2月12日、安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁は、首相官邸で会談し、最近の金融市場の変動や世界経済情勢などについて意見交換を行った。写真は昨年12月、記者会見での黒田日銀総裁(2016年 ロイター/Toru Hanai)

安倍首相と黒田総裁の会談は昨年9月以来、約5カ月ぶり。

株安・円高が急速に進行する中で行われた会談に市場の注目が集まったが、総裁は会談後、定期的な意見交換の一環とし、金融政策運営について首相から特に意見はなかったと語った。

為替市場については「総理とどのような話をしたか、申し上げることは適切ではない」とし、何らかのやり取りがあった可能性を示唆したが、「為替を含めて国際金融市場の動きをしっかり注視していきたい」と述べるにとどめた。

会談では、日銀が1月29日に決めたマイナス金利について、総裁が考え方や効果を首相に説明。「マイナス金利と量的・質的金融緩和(QQE)とが相まってイールドカーブ全体を下げることが目的。現にイールドカーブ全体が下がっており、これは当然、消費や投資にプラスの影響をもたらす」と述べ、マイナス金利付きQQEは所期の効果を発揮しているとの認識を示した。

その上で総裁は、日本経済と物価についての「メーンシナリオは変わっていない」としながら、金融市場の変動によってデフレマインド転換の遅延など「物価のリスクが高まった」ことが1月に追加金融緩和を決めた背景と説明。現在は、マイナス金利付きQQEの「効果を見守っているところだ」語った。

伊藤純夫 竹本能文

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below