June 26, 2020 / 1:33 AM / 15 days ago

新型コロナの影響「深刻」、必要なら追加支援も=黒田日銀総裁

 6月26日、日銀の黒田東彦総裁は26日、ハーバード・ロースクールなど主催のオンラインイベントに参加し、新型コロナウイルス流行の影響が日本経済に「深刻な」打撃を与える可能性があると指摘し、その打撃を緩和するため、日銀が追加の刺激策を講じる用意があることを示唆した。写真は2019年12月に行われた会見の様子。東京で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 26日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は26日、ハーバード・ロースクールなど主催のオンラインイベントに参加し、新型コロナウイルス流行の影響が日本経済に「深刻な」打撃を与える可能性があると指摘し、その打撃を緩和するため、日銀が追加の刺激策を講じる用意があることを示唆した。

総裁は「日本経済は極めて深刻な状況にある。第2・四半期はかなりのマイナス成長が見込まれる」と語った。

ただ、日銀としては現時点で全体のイールドカーブをさらに押し下げる必要はないとみており、むしろ企業の資金繰り支援や市場の安定維持に注力していくと表明。

「現時点で全体のイールドカーブをさらに押し下げる必要があるとは考えていない。当然ながら、必要となればさらに押し下げるが、現時点で必要とは考えていない」と語った。

日銀は3月と4月に国債買い入れ拡大や企業の資金繰り支援拡大などの追加緩和を実施。政策金利目標は据え置いている。

黒田総裁はイベントで、日本経済が今年後半に徐々に回復し、日銀の危機対応措置の縮小が可能になると「慎重ながらも楽観している」と発言。「新型コロナウイルスの経済への影響が後退すれば、日本経済は回復を始め、平時の成長軌道に戻る。その際には当然ながら日銀の非標準的措置も段階的に縮小される可能性がある」と語った。

その上で、インフレ目標2%を目指す日銀のスタンスに変わりはないと表明。「この目標を目先、達成する可能性は低い。インフレ目標の達成まで、拡大した日銀バランスシートは正常化されない」と語った。

*内容を追加します

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