June 8, 2019 / 4:30 AM / 3 months ago

日銀の黒田総裁、メキシコ関税見送りを歓迎「世界経済に良かった」

 6月8日、日銀の黒田東彦総裁は、トランプ米大統領がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明したことについて「世界経済のためにも良かった」と述べた。写真は人口変動に関するG20の会合に出席した黒田総裁。 1月17日、東京で撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[福岡市 8日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は8日、トランプ米大統領がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明したことについて「米、メキシコのみならず、世界経済のためにも良かった」と、歓迎する意向を示した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、福岡市で記者団に語った。

世界経済の現状については「昨年後半以来、減速してきたが安定しつつある」と語った。先行きに関し「今年下期に回復するシナリオ自体は変わっていない」との認識も併せて示した。

ただ、米中貿易摩擦を念頭に「依然として貿易関係など不確実性が残っている」と述べ、G20会合で「世界経済の現状とその対応、何かあったときどのような対応ができるのかが、議論のひとつになる」との見通しを示した。

また、同日午後に開かれたG20の金融情報技術(フィンテック)セミナーでは、「技術革新の果実を得るとともに、意図せざるリスクが忍び込んでいないか、しっかり検証していく必要がある」と指摘した。「(過去に)リスク移転技術が仲介機能を高めたが、他方で、金融危機をもたらす一因にもなった」と述べ、新たなリスクが金融経済システムに内包される危険性に警鐘を鳴らした。

竹本能文 編集:山口貴也

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