May 16, 2013 / 8:13 AM / 6 years ago

第1四半期の金需要は3年ぶり低水準、投資用需要が大幅減=WGC

[ロンドン 16日 ロイター] - 金取引業者の国際団体であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が16日発表した四半期リポートによると、第1・四半期の金需要は3年ぶりの低水準となった。

5月16日、金取引業者の国際団体であるWGCが発表した四半期リポートによると、第1・四半期の金需要は3年ぶりの低水準となった。写真は4月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

米経済見通しの改善で欧米の投資家が株式など金以外の資産を選好し、投資目的の金需要が前年同期からほぼ半減したことが背景。

金需要の全体は前年同期比13%減の963トンだった。

宝飾品用や金貨・延べ棒の需要は旺盛だったものの、投資目的の需要、特に金ETF(上場投資信託)需要の大幅減少を相殺することはできなかった。

中国の宝飾品用および金貨・延べ棒の需要が過去最高水準に増加したことが寄与し、世界の宝飾品用需要は前年同期比60トン増加、世界の金貨・延べ棒需要は同35トン増加した。ただ、投資目的の金需要は195トン減少。この中にはETF需要の177トン減少が含まれる。

WGCの投資マネジメントディレクター、マーカス・グラブ氏は、全体として投資水準は年内に安定するとの見方を示し、金現物への関心の高まりによって通年としての需要はより安定すると予想した。

「現在目にしているのは、昨年12月以降の米国の見通し改善を受けた短期的な調整」だとし、「米経済が力強く持続可能な回復を見せない限り、第2・四半期以降も同水準の売却が見られる可能性は低く、私はそうした回復があるとは考えていない」と指摘。「金は東に向かっている。なぜなら、欧米で金や金ETFが売られれば、インドや中国の消費者や世界中の金貨・延べ棒の投資家が金を買っているからだ」と述べた。

第1・四半期の中国の金貨・延べ棒需要は前年同期比22%増加し、四半期ベースで過去最高の109.5トンとなった。インドの金需要は52%増の97トンとなった。

米国の金需要は43%増の20.1トンだった一方、欧州の金需要は28%減の47.5トンとなった。

各国中銀による金購入は5%減の109.2トンで、ここ2年弱で最低となったものの、9四半期連続で買い越している。

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