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ドル101円後半、米系ファンドや輸入の買い受け上昇
2013年5月28日 / 03:22 / 4年前

ドル101円後半、米系ファンドや輸入の買い受け上昇

[東京 28日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日東京市場午後5時時点に比べドル高/円安の101円後半。 株価が前日比プラス圏へと反発したことを好感し、米系ファンドなど短期筋による買い戻 しがドル高をけん引した。

5月28日、正午のドル/円は、前日東京市場午後5時時点に比べドル高/円安の101円後半。1月撮影(2013年 ロイター/Lee Jae-Won)

輸入企業の一部が期近物のドル手当てに動いたこともドルの下 値固めに貢献した。

朝方の取引で、ドルは日経平均.N225や株価先物の上昇に連動して上昇し、102. 01円まで上値を伸ばした。主に米系ファンドによるショートカバーがドル高をけん引す る格好となったが、101.50円ちょうどのストップ(損失確定ポイント)手前では、 輸入企業によるドルの手当て買いも散見され、ドル高が勢いづいた。「103円台を見た 後なので、100円台、101円台では(輸入企業が)期近物を手当てし始めた」(FX 会社)という。一方、機関投資家は概して静観ムードだという。

<ユーロ>

朝方の取引ではドル/円でのドル高進行にもかかわらず、ユーロは1.29ド ル前半の水準を保っていたが、次第に下値を切り下げ、1.2900ドルちょうどをつけ ると、ストップを巻き込んで一気に下げが加速し、1.2884ドルまで下落した。 一 方、ユーロ/円は海外ファンドによるショートカバーを受けて堅調だった。短 期筋を中心に「クロス円ではリスクオフ相場の修正が入っている」(外銀)という。

欧州中央銀行(ECB)によると、ユーロ圏金融機関の超過準備は5月24日時点で 2704億ユーロとなった。超過準備は5月1日には3103億ユーロだった。過去最高 だった2012年3月3日の8079億ユーロとの比較では、66%減となる。

金融機関による超過準備の取り崩しは、金融機関のリスク回避姿勢の後退を示すと共 に、金融機関が与信業務やリスク投資に回帰しつつあることの表れとみられる。

市場では、欧州金融機関が「こんなに早いペースで超過準備を取り崩し、積極的にリ スクを取っていることに意外感がある」(外銀)との声も上がっていた。欧州銀が取り崩 した資金の一部は日本株などに流入しているとみられる。

きょうは欧米時間帯に米3月S&Pケースシラー住宅価格指数と5月米コンファレンス ボード消費者信頼感指数が発表される。これらの指標を受けた米金利動向とドルの動きが 注目される。

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