Reuters logo
独仏伊、若年層失業対策の緊急性を強調
May 28, 2013 / 2:53 PM / in 5 years

独仏伊、若年層失業対策の緊急性を強調

[パリ 28日 ロイター] - フランス、ドイツ、イタリアの政府首脳らは28日、若年層の失業に迅速に対処する必要があると述べ、中小企業の支援や職業見習い制度の強化などの措置を欧州の国々に求めた。

5月28日、フランス、ドイツ、イタリアの政府首脳らは、若年層の失業に迅速に対処する必要があると述べ、中小企業の支援や職業見習い制度の強化などの措置を欧州の国々に求めた。写真はミラノで求人情報を見る若者。昨年4月撮影(2013年 ロイター/Alessandro Garofalo)

欧州連合(EU)では若年層の失業率が1月時点で23.6%となっており、成人失業率の2倍以上もある。EUのデータによると15─24歳の人口の内750万人が労働、教育、職業訓練のいずれにも参加していない状態となっている。

イタリアのジョバンニーニ労働相は当地での会議で「我々は恐怖を抱いている若者たちを救済しなくてはいけない。最も良い教育を受けている世代を我々は待機させたままにしており、これは容認できない」と語った。

ドイツの財務相と労働相は同じ会議で、欧州は競争力を高めるために構造改革を引き続き実施し、EU首脳が2014─2020年の若年層雇用対策のために割り当てた60億ユーロを含むEUの資金を有効活用しなくてはならないと述べた。

ショイブレ独財務相は「我々は若年層失業に打ち勝つためにもっとうまくやらなくてはいけない」と強調し、米国の社会保障の基準が欧州に導入されれば即座に革命的なことが起こると述べた。

しかし、各国の閣僚らは若年層失業対策の緊急性については同意しながらも、具体的な策への言及はなかった。

欧州投資銀行(EIB)のホイヤー総裁は「正直なところ、即効策はないし、大きな計画があるわけではない」と指摘したうえで、若年層雇用対策は、多くの若者の就職先となっている中小企業に照準を合わせたものでなければならないと述べた。

フランスのオランド大統領はユーロ圏に対して、単一経済政府を創設して、若年層失業対策を含めた具体的なプロジェクトを担わせることを求めた。

スペインでは25歳以下の若年層の半分以上が失業しており、ポルトガルでは約40%、ギリシャでは2月時点で過去最高の64%となっている。

一方、3月時点で若年層の失業率が低かったのはドイツとオーストリアで、8%を下回っている。

6月に予定されているEU首脳会合では若者の雇用が中心テーマとなるとみられる。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below