June 3, 2013 / 11:53 PM / 6 years ago

トルコ反政府デモ続く、首相「譲歩しない」と強気姿勢

[イスタンブール 4日 ロイター] - トルコのエルドアン首相は、前週末から始まった大規模な反政府デモを「テロリズムと組んだ」動きと非難した。

6月3日、トルコの反政府デモは全国規模に発展し、負傷者は警察とデモ参加者併せて数百人に達している。写真はアンカラで撮影(2013年 ロイター/Umit Bektas)

最大都市イスタンブールの再開発計画への反対運動に端を発する反政府デモは全国規模に発展、4日目の週明け3日も収まる兆しはなく、負傷者は警察とデモ参加者併せて数百人に達している。

首都アンカラでは、警察が10代が大半のデモ参加者を逮捕したり、催涙弾などを使ってデモ解散を図った。デモ隊は官庁街でバリケードを築いたり、路上で火を点けるなどした。

エルドアン首相は、北アフリカ歴訪に出発する前に、「これは過激分子が組織した抗議運動」とし「テロリズムと組んだ者たちに譲歩するつもりはない」と語った。

モロッコの首都ラバトに到着した首相は、選挙で敗北した会派が抗議運動に関与しているとし「状況は数日すれば正常に戻るだろう」と述べた。

3日のトルコ金融市場は、デモを嫌気して下落。株価が10%超下げたほか、リラも16カ月ぶり安値を付けた。

米欧は、情勢を懸念。ケリー米国務長官は「警察の暴力的な対応をうかがわせる報告に懸念している」と述べ、政府に冷静な対応を求めた。

<自分が「トルコの春」>

エルドアン首相は、今回のデモは国民に支持されていないと指摘。中東・北アフリカで相次ぐ政権交代につながった「アラブの春」の再現ではないとし、経済・政治改革を進めているエルドアン政権こそが「トルコの春」と主張し、抗議者側に譲歩する姿勢はみせてない。

2002年に就任したエルドアン首相は、20世紀後半にクーデターを繰り返した軍の抑え込みに打って出た。政権転覆を画策したとして多数の政府関係者やジャーナリスト、学識者なども逮捕した。イスラム系政党を率いる首相は、アルコールの販売規制も導入。イスラム傾倒との懸念が台頭している。内戦が続くシリアの反政府派を支援していることをめぐる影響を懸念する声もある。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below