June 6, 2013 / 3:07 AM / 6 years ago

日産自と三菱自が新型軽自動車投入、巻き返しに意欲

[東京 6日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)と三菱自動車工業(7211.T)は6日、両社で共同開発した新型軽自動車をそれぞれ発売した。商品不足で軽自動車の市場シェアを落としていたものの、新型車の投入でてこ入れする。

6月6日、日産自動車の志賀俊之最高執行責任者(COO)は、来年初頭の新型車の投入以降、軽自動車の国内市場シェア10%以上を目指す考えを示した。2月撮影(2013年 ロイター/Enny Nuraheni)

また、両社首脳は記者団に対し、軽自動車や軽自動車で使われている技術の海外展開について検討する余地があるとの考えを示した。

共同開発した軽自動車を日産自が「DAYZ(デイズ)」、三菱自が「eKワゴン」としてそれぞれ発売した。1カ月あたりの販売目標は日産自が8000台、三菱自が5000台だが、いずれもすでに1万2000台を受注しているという。

2012年度の軽自動車の市場シェアは、「N」シリーズの販売が好調に推移したホンダ(7267.T)が前年度の9.8%から18.4%に拡大。ダイハツ工業7262.T(33.1%)、スズキ(7269.T)(29.7%)に次いで3強の一角を占めた。一方、日産自は前年度の9.0%から7.7%に、三菱自も5.4から3.7%にそれぞれシェアを落とした。

都内でそれぞれ行った新車発表会では、日産自の志賀俊之最高執行責任者(COO)が、来年初頭に投入する新型車第2弾と併せて「(国内シェアは)2桁台を狙っていきたい」と述べた。三菱自で国内営業統括する服部俊彦常務執行役員も「1%単位でシェアを上げていく」とするなど、巻き返しに意欲を示した。

<軽自動車技術、海外展開に検討の余地>

軽自動車の開発競争は激化している一方、日本独自の規格であるため技術が特殊な進化を遂げる「ガラパゴス化」を懸念する声もでている。自社の新車発表会で三菱自の益子修社長は、軽自動車の技術を日本だけに押しとどめておくのは惜しいと指摘。その上で「世界に向けて展開していく道を探っていきたい」と述べた。まずは7月にアフリカで開く販売代理店の会議で、軽自動車や軽自動車の技術が通用するのか議論する考えを示した。

一方、日産自の志賀COOは、世界的に車両のダウンサイジングが進展していく中、高い燃費性能と広い室内空間をもつ小さいクルマの技術のニーズはあるのではないかと述べた。その上で「安倍首相が成長戦略のテーマで民間活力の爆発という話をしていたが、軽自動車を日本国内の専用車として位置付けるのではなく、海外に打ち出していくようなイノベーションもあると思う」と語った。

(ロイターニュース 杉山健太郎 ;編集 吉瀬邦彦)

*情報を追加して再送します。

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