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日経平均は反落、日銀ゼロ回答で失望感広がる
2013年6月11日 / 06:23 / 4年前

日経平均は反落、日銀ゼロ回答で失望感広がる

[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落。前場は前日終値を挟んで方向感に乏しい展開だったが、正午前に日銀金融政策決定会合での金融政策の現状維持が伝わると先物主導で下げ足を速めた。

6月11日、東京株式市場で日経平均は反落。都内で5月撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

現物株の商いが乏しいなかで、週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を前に先物市場での思惑的な売買に振らされたという。一方、パルプ・紙や建設、金融など内需株の一角に押し目買いなどが入り、下値は限定された。

日銀金融政策決定会合では市場の一部で期待されていた資金供給オペの期間延長や上場投資信託(ETF)・不動産投資信託(REIT)の買い入れ資金の積み増しなどが見送られ、「事実上のゼロ回答となり失望感が広がった」(国内証券)という。外為市場ではドル/円が一時98円を割り込み、日経平均先物は昼休み時間中に1万3150円を付ける場面があった。

後場には日経平均が一時、前日比で200円を超える下げ幅となり、1万3300円を下回る場面もあった。ただ、ドル/円が底堅く推移したことなどでトヨタ自動車(7203.T)やソニー(6758.T)など輸出株の一角が買い直されたほか、一部内需株への買いが下値を支えたという。東洋証券・投資調査部ストラテジストの土田祐也氏は「SQを控え先物市場での需給要因で売られたが、現物株では下値を拾う動きも出ている。今後は米連邦公開市場委員会(FOMC)などの海外要因に対する思惑が広がりそう」と指摘した。

個別銘柄では、王子ホールディングス(3861.T)などパルプ・紙株の上昇が目立った。SMBC日興証券が10日付で業界格付けを「弱気」から「中立」に引き上げたことが手掛かり材料となった。同証券では2013年度中の国内値上げの可能性が高く、各社の業界回復が期待されるといい、王子HDと日本製紙(3863.T)の投資判断を「3」から「1」に2段階引き上げた。

一方、ソフトバンク(9984.T)は小動き。同社は11日、買収で合意していた米スプリント・ネクステル(S.N)に対する買収金額を15億ドル引き上げ、216億ドル(約1.8兆円)にすると発表したが、株価の反応は限られた。

東証1部騰落数は、値上がり473銘柄に対し、値下がりが1174銘柄、変わらずが70銘柄だった。

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