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ドル94円後半、相場不安定で積極売買見送り
2013年6月14日 / 07:03 / 4年後

ドル94円後半、相場不安定で積極売買見送り

[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の94円後半。午後は明確な方向感は出なかった。

6月14日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の94円後半。2月撮影(2013年 ロイター/Shohei Miyano)

不安定な相場展開が続くとの見方から、積極売買は見送られた。午前は、日経平均株価が伸び悩むなか、輸出企業の売りや国内金融機関の円転玉がドル/円を圧迫。麻生太郎財務相が法人税率引き下げに否定的な見方を示したことも、海外勢の失望売りを誘ったとされている。

<取引のよりどころ見つからず>

午後も、ドル/円は日経平均.N225の値動きに振らされた。日経平均が上げ幅を拡大すると95円前半に浮上したが、日経平均が大引けにかけて伸び悩むと95円を再び割り込んだ。ドル/円は明確なトレンドが出ず、投機筋も売買を手控えているとされた。銀行のディーラーも「顧客からのフローをさばく程度」(大手邦銀)だったという。

大手信託銀行の関係者は「昨日の米小売売上高を見ていても、米国の数字は良くなってきつつあると思うので、株式市場が安定すればドル/円とクロス円は上昇基調に入るのではないか」と予想しているが、現時点では相場が非常に不安定で、長くポジションを持つことができない状況にある。同関係者は「参加者がトレードのよりどころにするようなものが出て来ないと、現状のような雰囲気が続く」と話した。

今晩の米国では5月鉱工業生産、6月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値などが発表されるが、この関係者は「昨日良い数字が出たのにきょう悪い数字が出ればまた大荒れになるリスクもある」と警戒姿勢を崩していない。

正午までのドル/円は上下に荒い値動きとなった。オセアニア時間に株反発への期待感から95.80円まで上昇したものの、輸出企業の売りや国内金融機関による償還金などの円転玉が上値を圧迫、仲値公示後に一時94.43円まで下落した。別の大手邦銀関係者によると、麻生財務相が法人税率の引き下げに否定的な見方を示したことも、海外勢の失望売りを誘ったという。

(ロイターニュース 和田崇彦)

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