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世界経済のテールリスクは回避、ぜい弱さ残る=G8草案
2013年6月14日 / 17:52 / 4年後

世界経済のテールリスクは回避、ぜい弱さ残る=G8草案

[ロンドン 14日 ロイター] - 8カ国(G8)首脳は来週17─18日に北アイルランドで開催されるサミットで、金融危機後の経済立て直しへの取り組みに満足していないとの考えを表明する公算が大きい。ロイターが声明草案の写しを入手した。

6月14日、8カ国(G8)首脳は来週17─18日に北アイルランドで開催されるサミットで、金融危機後の経済立て直しへの取り組みに満足していないとの考えを表明する公算が大きい。写真はサミット会場近くで10日撮影(2013年 ロイター/Cathal McNaughton)

草案では、米国、ユーロ圏、日本の政策担当者が講じた措置が世界経済に対するリスクを軽減したと指摘。

「2012年に講じた措置により、世界経済が直面する最悪のテールリスクを回避したが、2013年もぜい弱さが依然残っており、持続可能な成長および雇用を再び実現するため、改革を断行する必要性を浮き彫りにしている」としている。

草案は5月21日付けで、議長国の英国が策定した。ただ、その後米連邦準備理事会(FRB)が資産買い入れペース縮小の可能性を示唆、早期の緩和縮小観測が広がり世界的に金融市場が大きく動揺したため、草案に変更が加えられた公算が大きい。

草案は、景気低迷脱却に向けた日銀の大胆な措置を評価。「景気回復への日本の断固たる措置は、目先成長を支援する見通しだが、短期的な支援を提供しながら長期的な持続可能性を実現するという2つの課題を克服する必要がある」と指摘した。

ユーロ圏については、リスクは後退したとしながらも、先のキプロス銀行危機はユーロ圏が依然直面している問題の深刻さを浮き彫りにしたとしている。

米経済については「回復ペースは加速しているが、今年引き続き大規模な財政引き締め措置が実施されることに加え、債務上限や中期財政再建計画をめぐり、依然不透明性が残る」としている。

オズボーン英財務相の見解を投影し、草案では中銀の景気支援措置への支持が盛り込まれた。

「中期インフレ期待を引き続き抑制することを確実にする一方で、景気支援に向け、積極的な金融政策は引き続き重要な役割を果たすべき」としている。

ただ、ドイツなどは中銀の景気支援策が将来インフレを加速すると懸念しており、最終的に声明にこうした表現が盛り込まれる公算は小さい。

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