June 25, 2013 / 4:43 AM / 6 years ago

シャープ株主総会、新体制で再生目指す姿勢強調

6月25日、シャープの高橋興三副社長(次期社長)は、株主総会で「経営理念、経営信条の精神以外はすべてを変える覚悟で、全力でシャープの再生に取り組む」と述べた。3月撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

[大阪 25日 ロイター] - シャープ(6753.T)の高橋興三副社長(次期社長)は25日、大阪市内で開いた株主総会で「経営理念、経営信条の精神以外はすべてを変える覚悟で、全力でシャープの再生に取り組む」と述べ、経営危機からの脱却に全力で臨む姿勢を株主に強調した。

総会では冒頭、2期連続で巨額赤字を計上したことなどについて、役員一同が陳謝。株主からは過去の経営陣の責任や処遇のあり方などを問う厳しい質問が相次いだ。

同日の総会後の取締役会を経て社長に就任する高橋副社長は、5月に公表した中期経営計画について「経営陣、社員が一体となって完遂し、再生と成長を必ず成し遂げる」と話し、着実に計画を実行することで取引先や株主らからの信頼回復につなげたいとの考えを示した。

また、韓国サムスン電子(005930.KS)や米半導体大手クアルコム(QCOM.O)以外との協業の可能性については、現時点で「決まったものはない」と述べた上で、他社との協業については「出資ありきの提携は指向していない」とし、国内外の企業と幅広く連携を模索する構えを見せた。

歴代の社長経験者が経営判断に大きな影響を及ぼしているのではないかと指摘する株主からの質問に対し、高橋副社長は、元社長の町田勝彦特別顧問と辻晴雄特別顧問の部屋は「(本社の中には)もうない」とし、「過去の人たちに決断権はない」と述べ、新体制で再生と成長を目指す意向を強調した。

また高橋副社長は、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海精密工業(2317.TW)との協業を巡って、鴻海を率いる董事長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏と中期計画発表以降、2回面会したと明らかにした。ただ「(鴻海側から)シャープへの出資提案は来ていない」ほか、シャープからも新たな提案はしていないとし、現時点では動きはないとした。

シャープの今年の株主総会は、同社にとって過去最長の2時間23分に上った。出席株主数は1021人と、昨年の1787人から減少した。

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