June 26, 2013 / 5:57 AM / 7 years ago

パナソニック株主総会で巨額赤字と無配に批判、津賀社長が陳謝

6月26日、パナソニックは、大阪市内で定時株主総会を開いた。写真は昨年6月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 26日 ロイター] - パナソニック(6752.T)は26日、大阪市内で定時株主総会を開いた。冒頭、津賀一宏社長は、2013年3月期に2年連続で巨額赤字を計上し、63年ぶりの無配に陥ったことについて「誠に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて陳謝した。

出席した株主からは、昨年の株主総会で当時社長だった大坪文雄会長が「最終黒字化とV字回復」を表明しながら、4カ月後の中間決算で津賀社長が2期連続の赤字に業績予想を下方修正したことを受け、経営責任を厳しく問う声が出た。

経営責任について津賀社長は、執行役員数や役員報酬の削減を実施するとともに、同日の総会で大坪会長が取締役を退任することを指摘。さらに「残された私の責任は業績回復と復配、中期経営計画を必達し、会社を改革していくこと」と答えた。

復配の時期を問われた津賀社長は「経営の先行きは分からないので、いつと明言すればまたうそつきになる可能性がある」として回答を避けたが、「復配は今年度の最優先事項」と答えた。

また「追い出し部屋」の報道を受けて「人を切って再生などできるのか」との批判が出たのに対して津賀社長は「人を大切にする会社であり続けたいが、産業構造が変わる中で、人の流動化も日本社会において必要」と述べた。

このほか株主からは「決算を見て涙が出た」と訴える声や、創業者の故・松下幸之助氏の言葉を引き合いに「血の小便が出るほど松下精神に戻ってほしい」と経営陣を突き上げる声が出た。

同日の総会で大坪会長は取締役を退任。一方で、大田弘子・政策研究大学院大学教授など17人の取締役の選任を決議した。

総会では、特別顧問に就任する大坪氏と、相談役の中村邦夫・元社長の手当てに関する質問も出たが、中川能亨常務は「内規や業績を踏まえて外部との関係を比較しながら適切に支給している」と述べるにとどめた。

午前10時から始まった同日の総会は、前年と同じく121分で終了。大阪の本会場には4508人(前年は5630人)の株主が出席。東京と名古屋の中継会場では1039人(前年は1188人)の株主がモニターで株主総会を視聴した。

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