[東京 27日 ロイター] - ソフトバンク(9984.T)は買い先行。米衛星放送サービス会社ディッシュ・ネットワーク(DISH.O)が26日、米高速無線通信事業会社クリアワイヤCLWR.Oの買収を断念したと発表したことを材料視している。
クリアワイヤ買収をめぐっては、ディッシュと争っていたスプリント(S.N)が20日、提示額を1株3.40ドルから5.00ドルに引き上げている。クリアワイヤは7月8日にスプリントの買収案について株主投票を行う。クリアワイヤの筆頭株主であるスプリントは、1月以来クリアワイヤの株式取得をめぐりディッシュと争っていた。
スプリントは25日の株主総会でソフトバンクが新たに示した216億ドルの買収案を賛成多数で承認。ディッシュはスプリントをめぐっても対抗買収案を提示し、ソフトバンクとの買収合戦に発展していたが、ディッシュは双方の買収合戦から手を引くことになった。
ディッシュは今のところ、今後の方針を明らかにしていない。