June 27, 2013 / 10:03 AM / 6 years ago

大統領就任から1年を迎えるエジプト、支持派と反対派衝突の懸念高まる

6月27日、エジプトのモルシ大統領は、憲法改正の可能性に言及することで反対派への譲歩を示したが、反対派は大統領の提案に新鮮味はないと一蹴した。写真は大統領に反対する市民ら。カイロで26日撮影(2013年 ロイター/Amr Dalsh)

[カイロ 27日 ロイター] - エジプトのモルシ大統領は27日の演説で、憲法改正の可能性に言及することで反対派への譲歩を示したが、反対派は大統領の提案に新鮮味はないと一蹴した。

今月30日に大統領就任から1年を迎えるエジプトでは、大統領の支持派と反対派の双方が集会を予定しており、双方の衝突が懸念されている。

大統領は演説の中で、憲法改正に向け、すべての政党代表者が参加する委員会を立ち上げたいと述べた。またイスラム教やキリスト教の宗教指導者が参加して国民の融和を目指す会議も提案し、イスラム法の押し付けを懸念する少数派や世俗派に配慮を示した。これに対し、大統領に批判的な政党で作る連合のスポークスマンは、大統領の提案に目新しいものはないとの考えを示した。

また大統領は、失業率の低下と最低賃金の上昇に取り組むとの決意を述べたが、経済を危機に追いやったのは国を混乱させている反対派の責任だとした。一方で自身にも「間違い」があったことを認めたが、それがどのような間違いであるかは明確に示さなかった。

反大統領の集会を計画しているMahmoud Badr氏は「我々の要求は早期の大統領選挙実施であり、それが明言されなかった以上、30日の抗議デモは予定通り行われる」と語った。

これまで政局が混乱すると仲裁役を請け負ってきたエジプト軍は、今のところ平静を保っている。しかし軍幹部は、政治家が反目を続け、秩序が失われる場合は、軍が介入することも辞さないと警告している。

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