July 2, 2013 / 1:37 AM / 6 years ago

エジプト軍が大統領に「最後通告」、タハリール広場には歓喜の声

7月2日、大規模なデモによる混乱が続くエジプトで軍部が、緊急声明を発表し、政治指導者に対し48時間以内に国民の要望を実現するための包括的なロードマップで合意するよう求めた。写真は1日、カイロで撮影(2013年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[カイロ 2日 ロイター] - 大規模なデモによる混乱が続くエジプトで軍部が1日、緊急声明を発表し、政治指導者に対し48時間以内に国民の要望を実現するための包括的なロードマップで合意するよう求めた。これを受け反政府勢力は、モルシ大統領を退陣に追い込む決め手になると歓迎している。

エジプトでは先週末、モルシ大統領の退陣を求め数百万人がデモを行い、カイロでは同大統領の出身母体であるムスリム同胞団の本部が襲撃された。

軍声明の発表後、カイロ中心部のタハリール広場ではデモ隊から大歓声があがり、花火も打ち上げられるなど、2011年のムバラク政権崩壊時を思わせる歓喜の輪が広がった。当時の反政府デモ隊も、同国で隠然たる影響力を持つ軍部の介入を「国民の意思」に応えたものだと歓迎していた。

同広場上空にはエジプト国旗を下げたヘリコプター5機が飛来。デモ隊はムバラク前大統領が退陣を表明した夜にも使われた「軍と国民は1つだ」とのフレーズを繰り返し叫んだ。

シシ軍最高評議会議長兼国防相は国営テレビで読み上げた声明で、エジプトは危機的な状況にあるとし、「期限までに国民の要望が実現されなければ、(軍には)将来に向けたロードマップを示す義務がある」と表明。一方、政治や政府への直接的な関与は否定した。

アナリストの多くも、今のところ軍部には、ムバラク政権崩壊後のように暫定統治に乗り出す考えはないと分析している。

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