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骨髄移植でHIV消滅の可能性、米大学が2例確認と発表

[ロンドン 3日 ロイター] - 米ハーバード大学の研究者らは3日、がん治療のため骨髄移植を受けた男性2人の体内から、HIV(エイズウイルス)が消滅した可能性が高いと発表した。

マレーシアの首都クアラルンプールで開かれた国際エイズ会議で発表された。ボストンの病院で治療を受けていた男性患者2人は長年、HIV抑制のための抗レトロウイルス薬の投与を続けてきたが、リンパ腫治療のために骨髄移植を受けて以降、体内からHIVが確認できなくなったという。

ウイルスが完全に消えたかどうかはまだ確定していないが、患者のうち1人は、抗レトロウイルス薬の投与を15週間、もう1人は7週間にわたって中断している。

2007年にはドイツで白血病治療のために骨髄移植を受けた男性がHIV感染から完治しているが、この時はHIVに耐性があるとされる変異した遺伝子を持つドナーからの移植だった。

今回の2人は通常のドナーからの移植だったため、世界で3400万人が感染していると言われるHIV撲滅に向けて新たな道を開く可能性もある。

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