July 5, 2013 / 7:53 AM / 6 years ago

エジプト外相「軍事クーデターではない」、米国務長官と電話会談

7月4日、エジプトのアムル外相はケリー米国務長官らと電話会談し、モルシ大統領を解任し暫定統治への移行を進めるエジプト軍の行動について、「クーデターではない」と強調した。写真はモルシ氏解任を喜ぶカイロ市民ら(2013年 ロイター/Suhaib Salem)

[カイロ 5日 ロイター] - エジプトのアムル外相は4日、ケリー米国務長官らと電話会談し、モルシ大統領を解任し暫定統治への移行を進めるエジプト軍の行動について、「クーデターではない」と強調した。

エジプト政変で外国からの支援に影響が出る可能性がある現在、エジプトは軍の行動を「クーデター」だとしたモルシ大統領の発言が間違っていたと示す必要に迫られている。

アムル外相はケリー長官らに対し、軍の行動はクーデターではないため、米政府が軍事支援を打ち切る必要はないと強調。「軍事クーデターとは、軍が民政を崩壊させ政権を支配することだ」と指摘。「実際に起きたのは正反対で、軍が政治的な役割を果たすことはない」と述べた。

旧ムバラク政権で外相を務め、現在はリベラル勢力を率いるムーサ氏は「クーデターではなく民衆による弾劾だ」と指摘し、「一部の欧米メディアはクーデターだとしているが、これは不公平だ」と主張。イニシアチブをとったのは6月30日に大統領に対する抗議デモを行った民衆で、軍ではないとの見方を示した。

カイロ大学の学生(19)も軍の行動は「決してクーデターではない」とし、「軍は民衆の兄弟だ」と語った。タハリール広場にいた64歳の女性も「軍はわれわれと、革命と共に存在している」と述べ、クーデターとの見方を否定した。

一方、エジプト国外では軍の行動がクーデターだったとする見方も多い。ブルッキングス・ドーハ・センターのシャディ・ハミド氏は「『クーデター』という言葉がネガティブな印象を与えることから、エジプト国民がこの言葉に敏感なことは理解する」とした上で、「だからと言って事実を変えることはできない。これはクーデターだ」と指摘した。

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