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ロシア中銀が金利めぐり抜本的見直し、政策金利据え置き
September 13, 2013 / 4:53 PM / in 4 years

ロシア中銀が金利めぐり抜本的見直し、政策金利据え置き

[モスクワ 13日 ロイター] - ロシア中銀は13日、1週間物入札レポ金利を主要政策金利に設定することを柱とする抜本的な金融政策の枠組み変更を発表した。

また、これまで事実上の主要政策金利とみなされてきた1日物入札レポ金利を現行の5.5%に据え置き、利下げ圧力に屈しない構えを示した。

中銀は、現在5.5%にある1週間物入札レポ金利を主要政策金利にする方針を発表。16日から実施する。政策金利が市場金利に与える影響を高めることが狙い。

声明で「一連の変更は、金融政策の透明性を向上させると同時に、経済主体による政策への理解を深めることが狙い」と説明した。

今回の動きは、より効果的な金融政策の波及を目指すナビウリナ総裁の取り組みを反映している。

ナビウリナ総裁は記者会見で、今回の見直しは「重要」な措置としつつも、インフレ目標に軸足を置く体制に移行する取り組みの一環で、すでに計画されていたと語った。

エコノミストらは、特定の為替レートではなく、インフレ目標に主眼を置く金融政策への移行に向けた意義深い措置と評価。ゴールドマン・サックスの首席ロシアエコノミスト、クレメンス・グラフ氏は、経済に実際に影響を及ぼすのは政策金利ではなく市場金利と指摘。「ロシア中銀が目指しているのは、市場金利と政策金利の連動だ。これまでのところ、この関連性は極めてぜい弱となっている」と述べた。

中銀はまた、翌日物預金金利を4.5%、1日物固定レポ金利を6.5%にそれぞれ据え置いた。

リファイナンス金利は8.25%に据え置いたものの、翌日物リファイナンス金利は8.25%から6.5%に引き下げた。両金利は今後、完全に切り離される。

1週間物預金金利は、1週間物入札レポ金利と同水準の5.5%に引き上げた。

ナビウリナ総裁は、インフレ率が目標を超えて推移していることを金利据え置きの理由に挙げた。そのうえで、インフレ期待は現時点で安定的に推移しているものの、低下させる必要があると強調した。

また、景気動向に変化が見られなければ、中銀は来月も金利を据え置く公算が大きいと言明した。

中銀の発表を受け、通貨ルーブルは小幅上昇。インフレ率が9日時点で目標の5─6%を上回る6.3%で推移していることもあり、アナリストの間からは、中銀が少なくとも年末までは利下げに踏み切る公算は小さいとの見方が広がった。

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