[16日 ロイター] - 国際テニス連盟(ITF)は16日、男子テニス世界ランク24位のマリン・チリッチ(24、クロアチア)が5月の薬物検査で禁止されている興奮剤に陽性反応を示したため、9カ月の出場停止処分を科したと発表した。
ITFは声明で、陽性反応を示した薬物について「(チリッチが)ブドウ糖の錠剤を摂取した際にうっかり口にしたものであり、パフォーマンスの強化目的ではなかった」と説明。錠剤は薬局で購入されたものだったとした。
処分は5月1日にさかのぼって適用され、来年1月31日からツアーに復帰できる。チリッチは6月にウィンブルドン選手権の2回戦で棄権して以来、試合に出場していない。