September 18, 2013 / 12:47 AM / 6 years ago

量的緩和の定義、米国民の4分の3が知らず=調査

9月17日、米FRBは18日に終了する連邦公開市場委員会で量的金融緩和の縮小に着手すると予想されているが、量的緩和とは何かを正確に知っている一般の米国人は4人に1人程度しかいないことが明らかになった。写真はワシントンのFRB本部。7月撮影(2013年 ロイター/Jonathan Ernst)

[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は18日に終了する連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和の縮小に着手すると予想されているが、量的緩和とは何かを正確に知っている一般の米国人は4人に1人程度しかいないことが明らかになった。

ロイター/イプソスが857人の成人の米国民を対象に9月12日から16日にかけて実施した調査では、量的緩和の定義とした与えられた5つの選択肢のうち、正解を選んだ回答者は27%にとどまった。統計の正確性を示す信頼区間はプラス・マイナス3.9%ポイントだった。

調査では、量的緩和の定義として、FRBがドル相場を操作するために用いるコンピューターを利用したプログラムとの回答が全体の12%。金融危機を受けて施行された金融規制改革法(ドッド=フランク法)の一部であるとの回答が11%を占めた。

「商業銀行がFRBから資金を借り入れて消費者に貸し出すことを容易にするための措置」や「FRBが公定歩合を繰り返し引き下げる際の措置」といった、正解ではないものの全くの的外れではない選択肢を選んだ回答者も多かった。

バンク・オブ・ザ・ウエストのチーフエコノミスト、スコット・アンダーソン氏は「国民はFRBが景気を刺激しようとしている点はわかっているが、その政策のメカニズムがどう働くかは理解していないと思う」と指摘し、つまり彼らは、緩和縮小は金利が上がるとのメッセージだと受け取っていて、これは経済に悪影響を及ぼしかねないとの見方を示した。

一方で量的緩和に関する著作がFRBや他の中央銀行に多大な影響力を持っているコロンビア大学のマイケル・ウールフォード教授は、一般国民の考え方はFRBが依存する主要な政策チャネルではないと主張。むしろ債券トレーダーがFRBの意図を理解しているかどうかとの関係が大きく、もし彼らが量的緩和に反応して金利を押し下げるなら、それはこのプログラムが有効に機能し、消費を促すことになるのだとしている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below