[東京 20日 ロイター] - 米アップルAAPL.Oの新型iPhone(アイフォーン)「5s」と「5c」が20日午前8時に日本で発売された。注目は、今回初めてアイフォーンを取り扱うNTTドコモ9437.T。東京・丸の内にある同社の店舗には、開店前から300人ほどが列を作った。
店舗に駆けつけたドコモの加藤薫社長は、「本当にお待たせしたという気持ちでいっぱい」とあいさつ。「文字通り幕が切っておろされた」と語った。
KDDI9433.T、ソフトバンク9984.Tへの顧客流出が続いた同社だが、アイフォーン導入を機に巻き返しを図りたい考え。
列の先頭にいた東京都の会社員、佐藤英典さん(39)は、18日夕方から並び、開店とともに5sのゴールド色を購入。加藤社長から端末を手渡された。10年近くドコモを使い続けてきた佐藤さんは「やっとこのときが来た。感無量」と話した。
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