Reuters logo
ソフトバンクが携帯卸売りの米社買収へ協議、端末の調達力引き上げ
2013年10月16日 / 00:04 / 4年後

ソフトバンクが携帯卸売りの米社買収へ協議、端末の調達力引き上げ

[東京 16日 ロイター] - ソフトバンク(9984.T)は16日、携帯電話端末の卸売りを手掛ける米ブライトスター社の株式取得に向け協議していると発表した。世界の通信事業者と取引のある同社を取り込むことで、メーカーとの端末調達交渉を優位に進めることが期待できる。

10月16日、ソフトバンクは、携帯電話端末の卸売りを手掛ける米ブライトスター社の株式取得に向け協議中だと発表。写真は孫社長。7月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

フロリダ州マイアミに本社を置くブライトスターは、米アップル(AAPL.O)や韓国サムスン電子(005930.KS)など、100社以上のメーカーから携帯電話端末を大量に仕入れ、通信事業者や小売業者に卸している。取引先の携帯電話会社は米ベライゾン・ワイヤレスや英ボーダフォン(VOD.L)、ソフトバンクなど200社以上、小売業者は米ウォルマート(WMT.N)や米アマゾン(AMZN.O)など3万社以上に上る。

ソフトバンクの孫正義社長は、かねてから端末調達力の重要性に言及しており、9月の新商品発表会でも「スプリント(S.N)との統合効果でNTTドコモ(9437.T)とKDDI(9433.T)を合計した以上の数を発注することになるので、(メーカーに対する)交渉力が一気に増した」と語っていた。

ソフトバンクは株式取得に向け協議中であることを認めた上で、「現時点で決定した事実はなく、開示すべき事柄が発生次第、速やかに開示する」としている。

16日付の日本経済新聞朝刊は、ソフトバンクがブライトスター買収に向け最終調整に入ったと報じた。投資ファンドなどから株式5割超を取得し、最終的には約7割まで増やす計画で、取得額は1000億円強とみられるという。

ソフトバンクは携帯電話市場が飽和しつつある日本国内から、海外へ事業を広げつつある。7月には米携帯電話3位スプリントの買収を完了。さらにコンテンツを拡充するため、フィンランドのスマートフォン向けゲーム会社スーパーセルの株式取得を10月15日に発表した。

(久保信博)

*内容を追加します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below