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ウシの「げっぷ」を燃料に、アルゼンチンで新技術開発
2013年10月21日 / 04:22 / 4年後

ウシの「げっぷ」を燃料に、アルゼンチンで新技術開発

[ブエノスアイレス 20日 ロイター] - アルゼンチンの研究チームが、温室効果ガス排出の削減につながるかもしれない新技術を開発した。ウシの「げっぷ」を燃料に変換するという画期的な方法だ。

10月20日、アルゼンチンの研究チームがウシの「げっぷ」を燃料に変換するという新技術を開発し、温室効果ガス排出の削減につながるかもしれないと期待されている。サンタルチアの牧場で2008年11月撮影(2013年 ロイター/Marcos Brindicci)

アルゼンチン国立農牧技術院(INTA)の手によるこの新技術は、ウシの胃につないだチューブから消化ガスをタンクに集め、その後メタンガスを分離するというもの。メタンガスは、自動車や発電所などで使われている天然ガスの主成分。

INTAの動物生理学グループの責任者、ギレルモ・ベラ氏はロイターの取材に「(集めたガスを)圧縮すれば天然ガスと同じになる」と説明。「現段階では実用的なエネルギー源とは言えないが、化石燃料の埋蔵量が問題になる2050年という未来を見据えれば、代替手段になる」と述べた。

ウシは1頭当たり1日250─300リットルの純粋メタンを排出するが、これは冷蔵庫を24時間切らずに使うのに十分な量だという。

アルゼンチンは約5100万頭の肉牛を飼育する「ビーフ輸出大国」の1つ。INTAによると、同国の温室効果ガス排出量全体の30%がウシによるもの。メタンガスの温室効果は二酸化炭素の23倍に上るが、INTAは「それを抑える方法にもなる」としている。

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