October 24, 2013 / 8:17 AM / in 7 years

第2の矢の基本は財政再建 =浅川財務省総括審議官

[東京 24日 ロイター] - 浅川雅嗣・財務省総括審官は24日、金融市場パネルで財政健全化について講演し、「アベノミクスにおける第2の矢である機動的な財政出動のことを、必要に応じて財政出動するが、基本的には財政再建という意味だ」との認識を示した。

その上で、アベノミクス定着に向けて重要なことは、悪い物価上昇と悪い金利上昇の2つを回避することだとの認識を示した。

浅川総括審議官は、財政再建の視点からアベノミクスの成功のカギを指摘した。賃金上昇につながらないような「悪い物価上昇」にならないようにすることが、税収増加を通じて財政健全化に貢献すると説明。そのためには、第3の矢で実体経済の体質強化の取り組みを進め、設備投資や企業収益の増加がきちんと賃金・消費の増加につながる好循環が必要だとした。

同時に、財政破綻や銀行の財務健全性の毀損につながるような「悪い金利上昇」を回避することで、結果として個人消費や投資の拡大を促進し、実体経済の体質強化にもつながるとして、両者は相乗効果があるとの見方を示した。

財政再建に向けて消費増税が景気を悪化させるとの懸念が強いことについて、同審議官は「消費増税をなぜ実施しなければならないかと言えば、少子高齢化に対応するために尽きる。それにより税収が上がらなくなり、社会保障をカットしなければならない場合には、消費も悪化する。消費税を引き上げれば景気に悪い影響は出るが、引き上げなくとも悪い影響が出るということ」だと指摘した。

中川泉 宮崎大)

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