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ドル98円前半、ドル安地合いで輸出の売りに押される
2013年11月5日 / 03:27 / 4年後

ドル98円前半、ドル安地合いで輸出の売りに押される

[東京 5日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅ドル安/円高の98円前半。前週末から2度、99円トライに失敗しドルのセンチメントが目先弱気に傾く中、仲値公示前から市場に持ち込まれた輸出企業のドル売りやさえない株価が、ドルの上値を重くした。

11月5日、東京市場正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅ドル安/円高の98円前半。写真は都内で4月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

市場の関心は、7日の欧州中央銀行(ECB)理事会と週末発表の米雇用統計に注がれている。

ドルは朝方の高値98.68円付近から徐々に下値を切り下げ、98.24円付近まで下落した。

「週末に98.86円、きのうは98.84円と2度上値をトライしたが、99円台には届かなかった。きょうは朝から雰囲気が良くなかったところへ、中値前から輸出の売りがパラパラと持ち込まれ、(ドルの)上値が一段と重くなった」(外銀)という。

98円割れの水準では、ある程度の押し目買いニーズがあるとされるが、株価もさえない中で、押し目買いでドルの下値が支えられるか、不確かだという。

IMMによると、10月22日時点の主要8通貨に対するドルの売り持ち高は、金額ベースで50.4億ドルで、売り持ちの規模としては2月19日以来の高水準となった。枚数ベースでは、円の売り持ちがネットで7万1802枚と、前週比で1万2536枚増加した。ユーロの買い持ちはネットで7万2434枚、前週比で1万2060枚増加した。

<ユーロ、ECB>

ユーロは1.35ドルを一時割り込み、軟調気味。ユーロ/円は133.34円から132.70円付近まで下落した。

前週末海外市場の取引でユーロは、短期筋の間で1.3450ドル付近のストップを狙う動きが活発化し1.3442ドルまで下落した。しかし、その後はショートカバーが流入し、持ち直した。ユーロ/円も前週末132.60円まで下落したが、前日ニューヨーク終盤までに133円台を回復した。

「ユーロは強いのか弱いのかよくわからなくなってきた」(別の外銀)との声も上がっている。

市場の関心が向いているECB理事会は、ロイター調査によると、政策金利を0.5%に据え置く見通しだ。

市場では、10月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値が2010年2月以来初めて前年比で1%を下回ったことを受け、利下げ観測が一時的に強まった。だが、4日の調査では、市場関係者23人中、22人が据え置きを予想した。

あるトレーダーは「(ECBは)最終兵器を温存させ、今後一段と指標が弱含むのかを見極めようとするだろう」との見方を示す。

森佳子

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