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中国の労働市場安定化、年7.2%の経済成長が必要=首相
2013年11月5日 / 04:57 / 4年前

中国の労働市場安定化、年7.2%の経済成長が必要=首相

[北京 5日 ロイター] - 中国の李克強首相は、同国は安定した労働市場を確保するため年7.2%の経済成長率を維持する必要があるとの見解を示した。一方、信用供給の拡大に対する警戒感をあらわにした。

11月5日、中国の李克強首相は、同国は安定した労働市場を確保するため年7.2%の経済成長率を維持する必要があるとの見解を示した。10月にインドネシアで開かれたASEAN+3首脳会議で撮影(2013年 ロイター/Ahim Rani)

雇用安定のために最低限必要な成長率の水準が明言されるのはまれだが、首相は年間1000万人の雇用を創出するためには、国内総生産(GDP)が年7.2%拡大する必要があるとの推計を提示した。

これにより、都市部の失業率を4%前後に抑えることができるという。

首相は「われわれは基本的に雇用を保証したいと考えており、そのために経済成長を安定化させたい」と述べた。

工人日報が4日付で、2週間前に開催された労働者会議での発言を掲載した。

また李首相は、信用供給の拡大に警戒感を示した。工人日報は「マネーサプライM2残高が3月末時点で100兆元を突破し、GDPの2倍になっている」との首相発言を引用。「言い換えれば資金は既に潤沢で、さらに紙幣が発行されればインフレにつながるかもしれない」との首相の見解が示された。

UBSのエコノミスト、TAO WANG氏は、インフレに対するタカ派的な姿勢を確認するもので、政策のバイアスが転換したことを示すものではないとの見方を示した。

中国の今年の成長率は7.5%と、23年ぶりの低水準となる見通し。海外からの需要が不安定で、輸出売上高が減少している。

首相は経済成長目標の7.5%という水準に変更はないと述べたが、輸出の伸び悩みがリスクとなっていると説明。「輸出が急激に減少すれば、雇用問題につながる可能性がある」との見方を示した。

首相は、輸出により直接的には約3000万人、関連産業で約1億人の雇用が創出可能と発言。1パーセントポイントの経済成長により創出される雇用は130万―150万人との見方を示した。

*情報を追加して再送します。

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