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ユーロ下落、ECB利下げ観測や米指標堅調で
2013年11月5日 / 21:42 / 4年後

ユーロ下落、ECB利下げ観測や米指標堅調で

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロがドルに対して下落した。欧州中央銀行(ECB)が7日の月例理事会で利下げを示唆するか、実際に利下げに踏み切る可能性があるとの見方が出たため。

11月5日、終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロがドルに対して下落した。2012年6月撮影(2013年 ロイター/Lee Jae-Won)

さらに米供給管理協会(ISM)の10月非製造業総合指数が予想に反して上昇したことも、ドル高につながった。

終盤のユーロ/ドルは0.3%安の1.3472ドルで、ロイターのデータでは一時1.3448ドルまで下がった。ユーロ/円は0.3%安の132.79円。

ドル/円は軟調に始まったが、ISM非製造業総合指数の上昇を受けて持ち直し、終盤はほぼ横ばいの98.56円となった。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア・マーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は「ISM非製造業調査は全体として米経済の背骨がかなりしっかりしていることを示し、米連邦準備理事会(FRB)が今後数回の会合のどこかで量的緩和縮小に乗り出す可能性を高めている」と述べた。

一方でECBは、インフレ率の鈍化と来年のユーロ圏経済が想定をやや下回る成長にとどまるとの見通しを背景に、早ければ7日の理事会で利下げするとの見方が強まった。

テンパスの通貨ストラテジスト、ジョン・ドイル氏は「向こう2週間程度はユーロ安が続く可能性があるが、すべてはECB次第だ」と話した。

インテーザ・サンパオロの通貨ストラテジスト、アスマラ・ジャマリー氏は、ECBが7日に利下げするとは予想していないものの、ユーロ圏と米国の経済見通しは明暗が分かれていることから、ユーロは軟調な展開が続くとみている。

ジャマリー氏によると、ユーロが1.3425ドル近辺の下値支持線を維持しているうちは下げ余地は限られるとはいえ、今後数カ月でみると1.30ドルを割り込む恐れがあるという。

アナリストは、チャート分析上からもユーロの弱気ムードが高まっているほか、買い持ちの解消が続いてユーロ安が加速しかねないと指摘する。次の節目は、7月から10月までのユーロ上昇に対する半値押しとなる1.3294ドル近辺だとみられている。

ユーロ/ポンドは終盤に0.8%安の0.8396ポンドと、10月初め以来の安値となった。

ポンド/ドルは0.5%高の1.6046ドル。

BKアセット・マネジメントの外為戦略マネジングディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は「投資家は来年にかけての英経済成長見通しについて楽観度を強めた。ポンド/ドルはそのうち1.6100ドルを試すかもしれない」と述べた。

ドル/円    終値    98.49/51

始値    98.33/34

前営業日終値    98.60/63

ユーロ/ドル  終値   1.3472/77

始値   1.3492/93

前営業日終値   1.3514/16

*内容を追加します。

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