December 13, 2013 / 2:47 PM / 6 years ago

英ARM株上昇、グーグルがサーバー向け半導体に技術採用との報道で

[13日 ロイター] - 英半導体設計大手ARMホールディングスARM.Lの技術を活用して米グーグル(GOOG.O)が独自のサーバープロセッサーの設計を検討しているとのブルームバーグの報道を好感して、13日のロンドン株式市場でARMの株価が上昇した。

12月13日、英半導体設計大手ARMホールディングスの技術を活用して米グーグルが独自のサーバープロセッサーの設計を検討しているとの報道を好感して、ロンドン株式市場でARMの株価が上昇した。写真は9月、米カリフォルニア州で撮影(2013年 ロイター/Stephen Lam)

一時前日終値比5.7%まで値を上げ、3.0%高で取引を終えた。

ARMはこの報道に関するコメントを控えている。

ARMはサーバー市場への参入で遅れをとっていたが、グーグルが実際にARMの技術を採用すれば、進出が後押しされることになる。

ジェフェリーズのアナリスト、リー・シンプソン氏は、米ネット通販大手アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェイスブック(FB.O)などが向こう数年間でARMの技術に基づくサーバーを採用するとの見方を示した。

ARMは米クアルコム(QCOM.O)やテキサス・インスツルメンツ(TI)(TXN.O)などに半導体ライセンスを供与。同社が設計した半導体は米アップル(AAPL.O)や韓国サムスン電子(005930.KS)などのスマートフォン(多機能携帯電話)に使われている。低出力半導体で優位に立っていることから、スマートフォンやタブレット型端末などの携帯機器向けの半導体市場を席巻している。

一方、サーバーやパソコン(PC)向け半導体市場では米インテル(INTC.O)が最大手。グーグルがARMの技術を採用して独自のサーバ向け半導体を設計すれば、インテルの牙城が崩される可能性がある。

チャールス・スタンレーのアナリスト、トム・ギドリー・キッチン氏は、「ARMの技術に基づく半導体の方がインテルの半導体より安価で省エネであることに加え、冷却もそれほど必要でないことから、グーグルにとっては魅力となる」と述べた。

ただ、一部アナリストの間ではインテルにとりそれほどの脅威にはならないとの見方も出ている。FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、クリストファー・ローランド氏は、ARMの技術に基づくサーバー用半導体の市場シェアは2018年までに10%にようやく達する程度との見方を示した。

報道によると、グーグルは独自プロセッサーの使用で、ハードウエアとソフトウエアの相互作用の管理が向上できる。

グーグルはロイターの取材に対し、「グーグルは、ハードウエアとソフトウエアの双方の設計を含む、世界最高のインフラ構築に向け努力を重ねている」とする電子メールで回答を寄せた。

*情報を追加して再送します。

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