December 16, 2013 / 7:53 AM / 6 years ago

仏ルノーと東風汽車、中国での合弁協定に調印

[北京/上海 16日 ロイター] -仏自動車大手ルノー(RENA.PA)と中国国有自動車大手の東風汽車集団(0489.HK)は16日、中国での合弁会社設立に正式合意した。合弁会社設立計画の発表から9年を経て、ようやく調印した。

12月16日、仏自動車大手ルノーと中国国有自動車大手の東風汽車集団が中国での合弁会社設立に正式合意した。写真は握手するルノーのゴーン会長兼最高経営責任者と東風の徐平会長(2013年 ロイター)

両社は合弁会社に約13億ドルずつ出資する。ルノーは中国自動車大手と提携したことで、現地で組み立てた独自モデルを中国市場に投入することが可能となる。中国政府は、すべての海外自動車メーカーに対し、国内での自動車生産を認める条件として中国企業との提携を求めている。

調印は、東風汽車の本社があり、中国のデトロイトとなりつつある湖北省武漢市で行われた。ルノーと東風汽車が同市に建設する合弁工場の年間生産能力は15万台で、2016年に完成車の出荷が始まる予定。両社は共同で運営する販売店ネットワークも構築する。

上海の西約700キロメートルの内陸部に位置し、揚子江(長江)と漢江が交わる武漢市とその近郊を合わせた人口は1700万人。

武漢市政府は、世界的な自動車メーカーに加え、それらと提携する中国企業を誘致することで、中国における自動車生産および物流の主要拠点に生まれ変わろうとしている。

湖北省社会科学院のPengZhimin研究員は、武漢について、中国中部に位置する地理的要素と鉄道、陸上および水上の交通網の恩恵を受けるため、中国のデトロイトとなるうえで、他の都市よりも優位にあると分析する。

武漢にはすでに、日産自動車(7201.T)、ホンダ(7267.T)、仏PSAプジョー・シトロエン(PEUP.PA)と東風汽車との各合弁会社の本社がある。

武漢市にある自動車工場の年間生産能力は約100万台だが、市は2016年までに300万台に増やすことを目指している。

ルノーと東風汽車との合弁は、ルノーの提携先の日産にも恩恵を与えるとみられる。日産は2000年代前半に東風汽車との合弁を通じ、中国に進出。日産は武漢から470キロの圏内にある鄭州市と襄陽市に生産拠点を持っている。

日産の幹部は匿名を条件に「ルノーと日産はこれら3つの自動車生産拠点の間で、共通化した車台や主要部品の使用を計画している」と明らかにし、「大きなコスト削減が可能となるほか、われわれの事業規模により競争力のある部品サプライヤーを近隣に呼び寄せることができるだろう」と語った。

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