[モスクワ 23日 ロイター] -旧ソ連の銃器設計者で、カラシニコフ自動小銃AK47を開発したミハイル・カラシニコフ氏が23日、ロシア中部ウドムルト共和国イジェフスク市で死去した。94歳だった。同共和国の大統領報道官が国営テレビで発表した。
カラシニコフ氏は1919年11月10日、中南部アルタイ地方生まれ。11月17日以降、イジェフスク市内の病院に入院していた。死因は明らかにされていない。
同氏は20代だった1947年にカラシニコフ銃を開発し、49年にソ連軍に採用された。今でも改良されたモデルがロシアの軍と警察の主力銃器となっている。
カラシニコフ銃は扱いが簡単で比較的安価であることから、同国や社会主義国家のほか、世界各地の犯罪者や武装勢力などが使用。世界中に約1億丁あると推定されるカラシニコフ銃のおよそ半分は模造品とみられている。
世界で最も多くの人を殺している銃器といわれるカラシニコフ銃だが、同氏は銃が犯罪者や子どもの兵士たちに使用されていることに心を痛めていた。
90歳のとき、ロシアで最高位の勲章「ロシア連邦英雄」を受章している。