January 8, 2014 / 12:26 PM / in 6 years

ユーロ圏の11月失業率はなお過去最高、小売売上高は大幅増

[ブリュッセル 8日 ロイター] -欧州連合(EU)統計局が発表した11月のユーロ圏失業率は12.1%と8カ月連続で過去最高水準にとどまったが、小売売上高は前月比で12年ぶりの大きな伸びを記録した。

1月8日、EU統計局が発表した11月の失業率は12.1%で前月比横ばいとなった。写真はアテネの雇用関係機関で2013年5月撮影(2014年 ロイター/John Kolesidis)

小売売上高が消費者需要の回復を示す内容となったため、デフレ懸念が後退し、欧州中央銀行(ECB)への一段の緩和策をめぐる圧力が和らぐともみられている。

失業者数は1924万1000人と、前月比4000人増となった。25歳未満の失業率は2カ月連続で24.2%となっている。

一方、11月のユーロ圏小売売上高は前月比1.4%増と、10月の0.4%減から持ち直した。増加率は2001年11月以降で最大となった。

前年同月比は1.6%増で、2008年2月以来の高い伸び。10月は0.3%減だった。

ドイツとフランスでは11月の小売売上高がそれぞれ1.5%、2.1%増加した。ポルトガルの増加幅は域内で最大の3.1%だったほか、スペインは1.9%増となった。

INGのエコノミスト、マーティン・バンブリエ氏は「今日のユーロ圏指標は、ECB理事会のタカ派が明日の政策決定会合で一段の緩和に反対するためのある程度の材料になりそうだ」と指摘。

ただ、「持続的な回復がまだ確実ではなく、依然として雇用なき景気回復となっているため、ECBのドラギ総裁はさらなる緩和へ扉が開かれているとの立場を示すだろう」と述べた。

欧州の失業者数は2011年以降増加し続けている。欧州委員会は、この問題に対応するには、各国の改革だけでなく、EUはさらに経済、財政および政治面で統合を果たす必要があると指摘した。

欧州委のアンドル委員(雇用・社会問題・同化政策担当)は「こういった一段の措置なしには、われわれが想定しているよりも早期に不透明感が再び台頭し、現在の景気回復がすぐに失速する可能性がある」と警告した。

*内容を追加して再送します。

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